作 詞・千草 三紀
       作編曲・佐藤 定司
       歌 唱・佐藤 洋子

一 富士に描いた 錦雲
  涙の訳を 知らないでしょう
  三十路を越えた行く春を 行く春を
  蓮華の花に 託す夢
  あぁ 許されぬ恋 真実の恋を
  知っているのは 吉田の灯り

二 富士を映した 五つの湖(うみ)は
  微笑みさえも 奪ったあの日
  三十路を越えた行く春を 行く春を
  ひぐらし遠く から松の
  あぁ 一時の恋 花火のように
  焦がす祭り火 吉田の灯り

三 富士の頂きに 面影残す
  ドームが眠る 甲斐絹の里よ
  三十路を越えた行く春を 行く春を
  私も此処に 眠るのか
  あぁ 幻の恋 切ない胸を
  そっと隠した 吉田の灯り
  

吉田の灯り