作 詞・ 都筑 信一
        作編曲・ 佐藤 定司
        歌 唱・定司&洋子

 一 ルート301号線の
   太田の辻に 幟が立てば
   若磯神社の 秋祭り
   村の若衆の バチのさばきに
   市姫様も(繰り返し)
   微笑み返す

 二 北へ南へ 行き交う人も
   太田の辻で 休んでおゆき
   村の娘の 輪の中へ
   手振り身振りを 合わせて踊りゃ
   明日の幸せ(繰り返し)
   土産に持たす

 三 ショートカットに 小粒のピアス
   太田の辻で 見かけたあの娘
   「倖」と云う名の 村娘
   花の東京で 垢抜けしたか
   村の若衆(繰り返し)
   噂も頻り

 四 誰が射止める 噂のあの娘
   村の若衆の 心も躍り
   叩く太鼓の 勇みごま
   山車を彩る 提灯揺れて
   ショートカットの(繰り返し)
   ピアスが光る

 五 上の海津の 峠に立てば
   昔懐かし 小道が見える
   水くみ井戸は あのあたり
   蜆の穴場は あのあたりかと
   太田の里の(繰り返し)
   往事を偲ぶ

 六 出船入り船 白帆が揺れて
   河岸の港を 積み出す物は
   お蚕さまの 繭玉か
   家康様が 見初めた女娘
   帆船に揺られて(繰り返し)
   お江戸に行った