三 小樽運河 時雨か雪か
  追って縋れぬ 御人でした
  頬の涙に 雪が舞う
  忘れたはずの 恋なのに
  雪よ降れ降れ もっと降れ
  想い出橋も 消しておくれ
二 小樽桟橋 海鳥鳴いて
  瞼閉じれば 面影が
  切なく浮かんで 揺れ惑う
  涙に暮れた 恋なんて
  雪よ降れ降れ もっと降れ
  未練な橋も 消しておくれ
一 小樽故郷 未練はないが
  思い出します あのひとを
  儚く消えた 雪のように
  溶けて去り行く 恋ならば
  雪よ降れ降れ もっと降れ
  恋しい橋も 消しておくれ
作 詞・今井 英子
作編曲・佐藤 定司
歌 唱・佐藤 定司