作 詞・ 京 鈴
          作編曲・佐藤定司

一 やっと覚えた 「愛」の字が
  涙の川に 堕ちてゆく
  しあわせくれると この橋で
  抱いたあなたの 温もりは
  嘘ね 嘘ね 嘘なのね
  小指を噛んで 零した涙

二 三十路過ぎまで 日陰花
  幸せ望む 夢捨てて
  独りの暮らしに 馴れたのに
  あなた咲かせた 紅の花
  馬鹿ね 馬鹿ね 馬鹿なのね
  雨音聞けば 恋しいあの夜

三 紅であなたの 名を書いて
  涙の川に 捨てました
  小雨に濡れてる 迷い猫
  わたしと同じ 寒い目ね
  生きて 生きて 生きていく
  震える身体 温めあって