北前船

       作詞・ましこ善典
       作曲・菅原 栄
       補作
       編曲・佐藤 定司

一 風が凪なら 舳先を向けろ
  蝦夷は遥かで 果て知らず
  舵をまわして 帆綱を締めりゃ
  境港にゃ おさらばさ
  さらし姿の 威勢のよさに
  鴎もつれづれ 北前船

二 鬼と仏が 住んでる海に
  明けの明星 顔を出す
  人の情けと 土産を積めば
  港みなとは 黄金花
  お国訛りに 手拍子ぞろい
  ヤーレンソーラン 北前船

三 京の調べを 蝦夷地の方に
  蝦夷の香りを 上方に
  夢とロマンの 浮世を通う
  皆が羨む 時代の華
  波の機嫌で 男を磨く
  明日は日和の 北前船